共通テストニュース

2020.11.26

共通テスト本番まで51日

2021年度入試(令和3年度)から、これまでの「大学入試センター試験」に代わって、「大学入学共通テスト」が始まります。新しい形式の試験に変わったと思いきや現在の中学2年生が受験する年にはさらに変更を予定している状況です。

では、何が変わるのか(検討されているのか)?

①出題科目は、6教科30科目から7教科21科目に

検討案では、新しい学習指導要領で必修化される「情報」や「公共」を新設するほか、地理歴史、公民、数学、理科の各教科を再編して、現在の6教科30科目から7教科21科目に削減する内容になっています。「情報」に関しては必須科目とするのかどうかは検討中です。

②文系の受験生でも数学Cが必要になる可能性もある

検討案では数学の科目に、『数学II、数学B、数学C』が設けられており、数学Cが新たに加わっています。新しい学習指導要領では、ベクトル(現行の学習指導要領では数学B)が数学Cに移行されるため、それを考慮したものと考えられます。

大学の個別入試との関係や記述式問題の導入、英語の4技能の評価等については、文部科学省の「大学入試のあり方に関する検討会議」の検討結果を踏まえて対応するそうです。

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